犬・猫が体をかく、足をなめる…秋の「かゆみ」と皮膚炎の受診の目安
犬・猫が体をかく、足をなめる…秋の「かゆみ」と皮膚炎の受診の目安
こんにちは。新潟市西区小針の、たけペットクリニックです。
朝晩が涼しくなり、愛犬とのお散歩や、愛猫とおうちで過ごす時間が心地よい季節になりました。
そんな日常の中で、「最近よく体をかいている」「足先をずっとなめている」と気になることはありませんか?
少しかくことは自然な行動ですが、繰り返すかゆみには、皮膚のトラブルが隠れている場合があります。今回は、ご家庭で気づけるサインと、受診の目安をご紹介します。
「かく」だけではない、犬・猫のかゆみのサイン
かゆみの表れ方は、その子によってさまざまです。
- 足先を繰り返しなめる、かじる
- 顔や体を床、じゅうたんにこすりつける
- 耳をかく、頭をよく振る
- 同じ場所ばかり毛づくろいする
- 毛が薄くなる、皮膚が赤くなる、かさぶたができる
特に猫は、人が見ていないところで毛づくろいをすることもあります。「かいていないから、かゆくない」とは限りません。お腹や内股の毛が薄くなっていたら、皮膚の状態も確認してみてください。
なお、足をなめる行動には、痛みなど、かゆみ以外の原因もあります。行動だけで原因を決めつけないことが大切です。
皮膚炎の原因は、乾燥やアレルギーだけではありません
「秋だから乾燥かな?」と思っても、かゆみの原因は一つとは限りません。
犬のアトピー性皮膚炎や食物アレルギー、犬・猫のノミアレルギー性皮膚炎、ダニなどの寄生虫、細菌やマラセチアという酵母の増殖などが関係する場合があります。
耳のかゆみやにおい、耳垢の増加がある場合は、外耳炎も考えられます。
見た目が似ていても、原因によって治療やケアは異なります。診察では、症状の経過を伺い、必要に応じて皮膚や耳の検査を行いながら原因を探していきます。
ご家庭では「いつ・どこを・どのくらい」を観察しましょう
受診の際に役立つのは、普段の様子です。
「いつから始まったか」「体のどこを気にしているか」「眠っている途中でもかくか」などを、簡単にメモしておきましょう。気になる行動を短い動画に残していただくのもおすすめです。
フードやおやつの変更、使用中のシャンプー、ノミ・マダニ予防薬の名前と最終使用日も、原因を考える手がかりになります。
おうちでは、皮膚を強くこすらず、寝具を清潔に保ちましょう。シャンプーや保湿剤は、その子の皮膚に合うものを選ぶことが大切です。自己判断で洗う回数を増やしたり、人用の塗り薬を使ったりする前に、ご相談ください。
こんなときは、早めにご相談ください
かゆみが繰り返す、赤みや脱毛がある、耳のにおいが強くなった場合は、受診をおすすめします。
特に、かゆくて眠れない、かき壊して出血している、皮膚がじゅくじゅくしている、痛がって触らせない場合は、早めにご連絡ください。
「このくらいで相談してもいいのかな?」と遠慮する必要はありません。飼い主様が感じる「いつもと少し違う」は、大切な手がかりです。
かゆみの原因を一緒に探し、その子に合った治療やケアを考えていきましょう。気持ちよく眠り、楽しく遊べる毎日を、たけペットクリニックがお手伝いします。
たけペットクリニック
新潟市西区小針2-39-3
電話:025-378-0311
